立川労働基準監督署からのお知らせ

令和2年度 全国安全週間

本週間  令和2年7月1日~7月7日
準備期間 令和2年6月1日~6月30日

スローガン 「エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減」

全国安全週間は、昭和3年に初めて実施され以来「人命尊重」という崇高な基本理念の下
「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識高揚と安全活動の定着を図ること」を目的に
一度も中断することなく続けられ今年で93回目を迎えました。
わが国における労働災害は長期的には減少し、令和元(平成31)年の死亡災害、休業4回以上の死傷災害ともに前年を下回る見込みとなりました。
業種別では第三次産業での増加率が高く、特に社会福祉施設における「腰痛」「転倒」や
熱中症に代表される「高温・低温の物との接触」で増加率が高くなっています。
また、近年は健康寿命とともに職業生涯が延伸し、高年齢労働者が職場においてより大きな役割を担うようになる中
多様なニーズをもつ高年齢労働者が安心して安全に働くことができるよう職場環境を改善していくことが
求められていることから、厚生労働省では、高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン)
を策定するとともに、中小企業を支援するエイジフレンドリー補助金を創設し、
職場改善の取組を促すこととしています。
このような状況を踏まえ、事業場におかれましては、トップが自らの責務について認識し
更なる労働災害の減少が図られるよう積極的に安全衛生管理に取り組んでいただきますようお願いいたします。

立川労働基準監督署